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対外事業・活動(報告)
ただいま、小田原市では「無尽蔵プロジェクト」を進めています。この「無尽蔵」とは二宮尊徳の「徳は無尽蔵にあり」という言葉からきています。ものには限りがあります。しかし、地域の可能性や人や自然環境が持っている力・可能性は尽きることはありません。また、人々の心に希望の火がともるだけで、力が湧いてきます。この考え方を生かして小田原市の地域経済の活性化に取り組んでいるのが「無尽蔵プロジェクト」です。
そして、(一社)神奈川県建築士事務所協会県西支部ではこの中に10あるプロジェクトのうちの「小田原ならではの住まいづくり」を担当し、「小田原としての住まいづくりのスタイルを構築して、地場産業の発展に寄与していく。」ということを目的としています。
目標としては大きく二つの活動があります。「住みやすい街とはどんな街」というまちづくりを主体とした活動。これは「小田原に住んでもらうためにはどういう街にしたらよいか?どういう街を住みたい人は望んでいるか?」ということを、アンケートなどを通じて考えていくものです。そしてもう一つは、小田原地場産の材料の一般市場への流通の可能性を探る活動。これは小田原で産出される資材が一般市場に出回って、小田原産の材料として、売買できるかの可能性を探し、そのルートづくりを行うものです。小田原の資材の可能性として、フォーラムなどを開催する予定です。
どちらも、小田原の地場産業の活性化を目標としています。建築士事務所協会県西支部としても、小田原の街の活性化に建築士事務所も一緒になって活性化できるように進めていきたいと思います。
(一社)神奈川県建築士事務所協会 県西支部 川村 昇